稲わら畳一覧

稲わら畳床

稲わら畳床には、全部稲わらを使った稲わら畳床(本畳床)と稲わらサンドウィッチ畳床があります。

<稲わら畳床>
※下記の基準により等級(普及品から上級品まで)があります。
(JIS規格による等級もありますが

  1. 稲わらの重ね方により三段配、四段配、五段配(四層配とか六層配という呼び方もあります)と、積層が多くなるほど上級品です。
  2. 畳床の上糸の縫い目間隔が1寸(30mm)、9分(27mm)、8分(24mm)、7分(21mm)、6分(18mm)と短いほど上級品です。
  3.  重量が、一般に重いほうが上級品です。

<稲わらサンドウィッチ畳床(通称:わらサンド)>
※稲わらの真ん中に下記のフォームやボードを重ねて縫った畳床

  1. フォームポリスチレンサンドウィッチ畳床 : カネライトフォーム、スタイロフォーム、ミラフォームがあります。
  2.  ボードサンドウィッチ畳床 : ダイケンボードなどがあります。

稲わら畳床を詳しく見る

稲わら畳床の製造工程

◆阿部製畳の稲わら畳床の製造工程(※2011年震災以降は製造しておりません。現在は仕入販売です。)

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【製畳機】稲わら畳床、稲わらフォームサンドウィッチ畳床の製造設備です。 【原料】倉庫に保管してある原料の稲わらです。
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 【下配工程】一番下がPPシート、その上に裏ごもといわれるわらを薄く編んだものを敷きます。その上に下配を写真のように縦に均等に並べていきます。  【ムラ取り機】写真のタンクのようなところに、カッターで細かく切った稲わらが送られてきて、自動で下のラインに落として叩いて下配のムラを取っていきます。
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 【切りわらと大手配工程】ムラ取り機で平らになった切りわらをさらに手で補正した後に、稲わらを横に左右両方から厚く並べていきます。  【大手配】稲わらの茎の根元の部分を外側になっているので黒っぽく見えている部分が大手配です。その上に縦に敷いているのが上配(化粧配ともいう)です。
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 【上配(化粧配)】畳床の表面に出る部分なので特にまっすぐで色つやの良い稲わらを使ってムラの出ないように平らに並べていきます。  【製畳工程】40cm以上重ねて並べた稲わらを圧縮しながら32本(五八サイズの場合)の大きな針で自動で縫っていきます。また、取手ひもを自動で刺し込みます。
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 【製造完了】製畳機で自動で設定された寸法どおり裁断されたものを、重量を量り、上配のぼさぼさを包丁でそいで、台に重ねていきます。  【縫い目】表面に出ている糸が上糸と言われるものですが、その間隔が細かいほど一般的には上級品になります。ちなみに写真の畳床は縫い目間隔が8分(24mm)です。下のほうが細かくなっているのは畳に仕上げるときにさらに畳の寸法に合わせて切られるので、膨らまないように特に細かくなっています。
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 【畳床の配層】写真の畳床は、5段配と言われるもので、一番上の表面のわらを縦に並べた層が上配、その下のわらを横に並べた層が横配、その下の縦が縦配その下の厚い層が大手配、その下が切りわら層、その下の縦の層が下配、その下の薄い横の層が  【畳床の裏面】PPラミネートのクロスを非農薬系の防虫剤を含浸させた紙に張り合わせたシートが裏面になります。

 

◆阿部製畳の稲わらフォームサンドイッチ畳床製品構造(※2011年震災以降は製造しておりません。現在は仕入販売)

製造工程は基本的に稲わら畳床と同様に行い、フォームを中に敷くことの違いなので構造だけ説明します。

warasando.jpg  【製品】写真の製品は稲わらの真ん中にカネライト畳フォームを入れた稲わらフォームポリスチレンサンドウィッチ床(通称わらサンド)です。稲わら畳床の良さを残しつつ、断熱性を高め、軽量化を図っています。
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 【畳床の配層】一番上が上配(写真の床は強度を高めるためにその下に古ござを入れています)、その下が大手配、その下が単板(木を薄く約0.6mmにスライスしたもの)、その下がカネライト畳フォーム20mm厚、その下が切りわら層、その下が下配、その下が裏ごもです。  【畳床の裏面】PPラミネートのクロスを非農薬系の防虫剤を含浸させた紙に張り合わせたシートが裏面になります。 

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 畳に関するお問い合わせは
 TEL0229-65-2131